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2013.03.07 (Thu)

「ホロヴィッツとの対話」 3月7日 14:00 パルコ劇場

調律師フランツ・モアとエリザベス夫婦宅のディナーに招かせた(!)ウラディーミル・ホロヴィッツとワンダ夫妻。この4人の一夜の物語。

神に選ばれし天才、ただし少々変わったところのある人物ホロヴィッツに、トスカニーニを父、ホロヴィッツを夫に持つ強烈な個性の持ち主ワンダ、名ピアニスト達の信頼厚き調律師、信心深いフランツに、フランツの愛する妻、少々感情的になりがちな面もあるエリザベス。

初めはコミカルに描写されていた天才ホロヴィッツの奇妙な振る舞い、ワンダの態度が、モア夫妻宅で次第に傍若無人ぶりを増すにつれ、次第に冷静さを失っていくフランツの妻。エリザベスはついには、ホロヴィッツ夫妻の娘ソニアの真実をことさらに言い立ててしまうのだけれども、戦争中に兄弟を失った経験からくる神への思いを語るフランツが、騒動を穏やかに収束させていく。

沈没する船があるとすれば、の命題に、自分はそこに残るけれども、あなたもそこに残るのだ、なぜなら、あなた一人生き残ったとしても、自分の調律したピアノをもう弾けなくなってしまうから、というフランツの答えを気に入るホロヴィッツ。まるでパズルのピースがうまくはまり込むように、自分の持たないものを相手から受け取り、お互いの命の煌めきをより増し合う姿。そして激しい感情の衝突があっても、それを解決に導こうとする力の誠実さ。そんなところに人間をみる目の大きな温かさを感じた「ホロヴィッツとの対話」でした。(続く)


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テーマ : 演劇・劇団 - ジャンル : 学問・文化・芸術

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