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2013.01.29 (Tue)

「タンホイザー」 新国立劇場 1月26日 14:00 その2


新国立劇場 2013.1.26 


エレナ・ツィトコーワのヴェーヌス。声の隅々までが鋭く美しく音にはまり込むのが素晴らしい。

ツィトコーワのメークや衣装が素敵だった。眉下や瞼のハイライトが効果的。目を伏せれば、長い睫毛の上に乗るストーンがキラキラと光を放って美しい。肉感的な、というよりも、どちらかといえばアンドロイド的な輝きを発するヴェーヌス。

第2幕の幕切れ近くのタンホイザーを取り巻く重唱からようやく、この「タンホイザー」への自分のテンションが上がってくる。初めのうちは、その重唱の響きの中から美しく届くヴァルター=望月哲也さんのテノールに集中しようと耳をそばだてていたのが、次第にハーモニーの美しさが物語を語る豊かさに夢中になり、心が熱くなって行った。エリザベートの(美貌の)ミーガン・ミラーのソプラノがこの重唱にドラマティックに美しく重なる。幕が閉じるまでワクワクさせられた、重唱と合唱の美しい場面だった。

熱くなれた場面があれば、ぎょっとした場面も(・∀・;A

大行進の後、歌合戦が始まるまでに大挙して舞台に進み出てきた合唱陣。その皆々様のお顔は全て中央に立つ領主ヘルマンとエリザベートに向けられつつ、領主を称え歌いあげている・・・と思ってたら、お顔の向きはそのまま、視線だけが観客席の方まで飛ばされてる、その目玉の向きにぎょっ。


タンホイザー氏は、舞台の上で何度か咳払いしてるお姿を見かけた。ひょっとしてこの日は調子でもお悪かったのかしら。


新国立劇場 2012.1.24


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テーマ : クラシック - ジャンル : 音楽

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