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2012.10.09 (Tue)

「ピーター・グライムズ」 新国立劇場 10月8日 14:00

「ピーター・グライムズ」。ブリテンのこのオペラって、こんなに美しかったんだ~、とCDで音を聴き始めた1週間程前からすっかり魅せられていた。実演も実に美しかった。

そして演出。村社会から疎外されているピーターに、問題を内包しつつピーターを敵視する点では一致する群衆。一人と大勢の人々の動きを、図形が形を変えるように表現し、人間が群衆となった時の心理を視覚化。人が人と結び付いた時の負の力の連鎖の無気味な大きさを、目から耳からインパクト大きく表現したのは新国立劇場合唱団。

多勢に一人で立ち向かうピーター演じたスチュアート・スケルトンの存在感は抜群に大きい。粗野で軽率な振る舞いに大きな説得力を持たせ、二人の少年を死なせてしまったやるせない罪の重さを最後には海に沈める。その演技に泣けた。


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テーマ : クラシック - ジャンル : 音楽

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