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2012.08.31 (Fri)

第13回世界バレエフェスティバル<ガラ プログラム> 8月16日 17:00 東京文化会館 その12

ゴメスのニキヤに下手から花篭を差し出したのは、ラジャ風の派手な衣装のある人物。一瞬の出番のため、誰だったかのかはこの時にはまるでわからなかった。そういえば、ファニー・ガラのイントロダクションでNBSの高橋氏から「ラ・バヤデール」はマルセロ・ゴメスと、バレエ教師のオルガ先生の特別出演と案内されていたな。えっ?では、あの花篭を渡すシーンのためにだけ、趣向を凝らして下さったのね、オルガ先生。そのファニー・ガラらしいノリが嬉しい。

この花篭も、ゴメスのニキヤの立派な体格に合わせたキングサイズ仕様。寿司桶様の大きさの花篭の中を飾る特大の花々の香りやいかに、と顔を近づけた途端に出たのは「ハックション!!」と大きなクシャミ。どうやらニキヤの鼻を刺激する花粉が飛び交っていたらしい。クシャミと同時に出たハナをご丁寧にヴェールで拭って観客に大ウケしたゴメス。かと思えば、次にはポワントで易々と回ってみせ、その美しさでまた驚かせてくれる。

ここまでくれば、あとはニキヤを絶命させることとなる毒蛇が一体どんな方法で出てくるのか???下手に近づき、何やら仕込んでいるとみえたゴメス。そのニキヤにいきなり噛みついたという設定のこの動物は、蛇ならぬ、キディランドにでもありそうなワニのぬいぐるみだったよ。遠目にも、可愛いのよ、このワニ。けれど、自分を噛んだワニだもの。ゴメス、容赦なくワニに反撃。床に叩きつけ、踏みつけにし、飛び乗ってやっつけてごろごろ転がってはパンチまで繰り出す。

ニキヤがワニ相手に奮闘している最中も、屋台のマラーホフ、メルクーリエフ、(キトリなんだけどね、脚を大きく開けすぎの)ワシーリエフの3人、助けでやるでもなく、しらっと傍観。

ワニ相手に大格闘のゴメスもとうとう毒がまわり、あえなく倒れた。瀕死のニキヤを救うのはマラーホフ。毒消しの血清ならぬビールを受け入れたゴメスは途端に生き返り、おかわりまでぐいっと。よかったね。すっかり調子が上がってくるくるピルエットのゴメス。そしてマラーホフ、メルクーリエフ、ワシーリエフ。4人で乾杯。大団円。
(あとフィナーレに続く)


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テーマ : バレエ - ジャンル : 学問・文化・芸術

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