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2012.08.17 (Fri)

第13回世界バレエフェスティバル<ガラ プログラム> 8月16日 17:00 東京文化会館 その2

昨晩のバレエフェスのガラ。入場時に終演時刻を係員に確認すると、9時半頃という答えが返ってきた。実際に第4部のオシポワ&ワシリーエフの「ドン・キホーテ」のカーテンコールが喝采の内に終わったのが9時20分頃。この時点で、9時半終演はありえないことを確信 (;´∀`)b♪゚+..。*゚+

かくして、当日500円で購入したきんぴか表紙のプログラムにも記載されていない、お待ちかねのファニー・ガラの幕が開く。このガラ公演、5時の開演時のしょっぱなのスクリーン投影で、第1部から順に演目が紹介された本日のプログラムのうちの、謎の第5部(「第5部???」と映し出された時には、客席からは拍手も)の始まり始まり。

今思い返しても、あんなことやっちゃって、クランコ財団から御咎めこないのかしら、と怖ろしくなるくらい笑えた「オネーギン」。今日一日、何度も頭の中に音楽と共に甦ってきた絵は、あの第3幕のオネーギンとタチヤーナの痛切な別れのパ・ド・ドゥ。

オネーギンをまるで重荷のように引きずっては、彼に身を預けるごとく、呆然と仰向けのまま倒れ込むタチヤーナ。この例のドラマティックなシーン、ファニー・ガラ仕様の、スリムな男装マリア・アイシュヴァルトの男前なオネーギンにぶら下がっていたのは、白の衣装のAラインの裾も美しく広がる巨漢タチヤーナ。しかも、その巨漢が二人も。

本物のタチヤーナ(マルセロ・ゴメス)に、鏡の世界から厚かましくも飛び出してきていたタチヤーナ(上半身から足首まで着肉で、相撲取り状態!のマライン・ラドメーカー)。アイシュヴァルトの細腕には明らかに荷が重すぎるとみえる、この二人のタチヤーナ達にずるずるとすがられるオネーギンの表情も、まさに真剣。重みに耐えかねたか、後ろに倒れ込む麗しきオネーギンの描く放物線の、なんて美しいこと。

別れのパ・ド・ドゥのこの見せ場、ゴメスとラドメーカーの二人のタチヤーナが、麗人アイシュヴァルトにとって、物理的にもどれだけ重荷だったことかがひしひしと感じ取れる、実に衝撃的(笑撃的・・・)な一場面であった。

そして、さすがにここでアイシュヴァルト=オネーギンも力を使い果たしたか(?笑)。床からタチヤーナが激しく跳ね上がる次の劇的なシーンでは、オネーギンのサポートもなしに、二人の巨漢タチヤーナ、自発的にそれはそれは美しく身体を反らせて跳躍。超一流ダンサー達の面目躍如。客席は拍手大喝采!(続く)


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テーマ : バレエ - ジャンル : 学問・文化・芸術

EDIT  |  23:16 |  バレエ公演  | CM(2) | Top↑

芸術の「夏」という感じですね。

ファニー・ガラ見たかったです。you tubeで「funny gala」で検索したら出てきました!

http://www.youtube.com/watch?v=GFwLU3d53EE
2分20秒あたりから、マラホフのジゼル&ヴィシニョーワのアルブレヒトです。

http://www.youtube.com/watch?v=q7KfL7jcO1I
1分50秒からオシポワの「パリの炎」です。
mei |  2012年08月18日(土) 23:14 | URL 【コメント編集】

meiさん、
お知らせをありがとうございます。

これまでのバレエ・フェスのファニー・ガラばかりをまとめた
特別上映会なんてのがあれば、
絶対に行きたいです。
そんなの、やってもらえないでしょうかね~・・・
なんて思う夏の日の暑い一日でした。
miya |  2012年08月22日(水) 00:16 | URL 【コメント編集】

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