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2012.05.04 (Fri)

<ウィンナー・ガラ> ウィーン国立バレエ団 4月24日 18:30 東京文化会館

ウィーン国立バレエ団<ウィンナー・ガラ>で特によかったもの

「ルートヴィヒ2世‐白鳥の王」 〈世界初演〉
振付:パトリック・ド・バナ 音楽:リヒャルト・ワーグナー

ルートヴィヒ2世:マニュエル・ルグリ
エリザベート皇后:マリア・ヤコヴレワ
湖の貴婦人:ニーナ・ポラコワ

双眼鏡で覗いたルグリの表情が、長い時を経て折り重なったかのような、深い苦悩の色に彩られているのに驚く。エリザベート皇后と踊るルートヴィヒ2世が、時折白鳥の羽ばたきのように動かせる腕。彼は一体どこへ向かい飛び立つつもりなのだろう。湖の底へ?装飾のない肌色が美しい女性のフォルムを形どる“湖の貴婦人”が、唇の端に笑みを浮かべながらルートヴィヒ2世を死へと誘う。「トリスタンとイゾルデ」の“前奏曲と愛の死”が深遠に響く舞台。死にとらわれたルートヴィヒ2世のルグリは、ただ立ち尽くす姿にさえ、底の見えない苦しみに溢れていた。この苦痛を、ルグリはどうやって手に入れたのだろう。


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テーマ : バレエ - ジャンル : 学問・文化・芸術

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