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2012.03.31 (Sat)

「NHKバレエの饗宴 2012」 3月30日(金)19:00 その2


バレエの饗宴 2012


【第1部】
1.新国立劇場バレエ団
『アラジン』から「財宝の洞窟」
振付:デヴィッド・ビントレー 音楽:カール・デイヴィス
アラジン:八幡顕光
オニキスとパール:さいとう美帆、高橋有里、大和雅美、菅野英男、福田圭吾、原健太
ゴールドとシルバー:堀口純、米沢唯、小口邦明、清水裕三郎
サファイア:湯川麻美子
エメラルド:寺田亜沙子、細田千晶、古川和則
ルビー:長田佳世、厚地康雄
ダイヤモンド:川村真樹

「バレエの饗宴」、開幕すれば、「アラジン」の財宝の洞窟のセットに八幡顕光さんのアラジンが姿を現す。新国立劇場でない、NHKホールでみる「アラジン」に、思いのほか気持ちもワクワクと盛り上がった。特色豊かにめくるめくきらめきをみせる宝石たちからは、日本のダンサーの水準の高さを納得させられるだけの美しさ、そして巧みな技が存分に伝わってくる。宝石ごとに意匠の凝らされた衣装デザインも華やかに場を盛り上げる。オニキスとパールの、音楽に乗って揃うジュテの連続の美しさ、ゴールドとシルバーの、古風な舞曲の響きに、リフトを音にぴたっとはめてみせる見せ場のうまさ、湯川麻美子さんの動きにひたすらみとれたサファイア、女性の肌の白さに古川和則さんのやや浅黒い色目の対比もエキゾチックなエメラルド、高潔に赤く燃えるルビーの長田佳世さんの繰り返されるアクロバティックなリフト、中央高くに掲げられフィナーレを飾る川村真樹さんのダイヤモンド・・・バレエの輝きをたっぷりと味わわせてもらえた新国立劇場「アラジン」の財宝の洞窟の場だった。主役ながらこの場での見せ場がさしてなかったアラジンの八幡顕光さん、全ての演目が終えられたフィナーレでは、派手に空を切って飛んで現れ、場をわかせていた。

2.Noism 1
『solo for 2』
振付演出:金森穣 音楽:バッハ

井関佐和子、宮河愛一郎、藤井泉、櫛田祥光、
中川賢、真下恵、青木枝美、藤澤拓也、
宮原由紀夫、亀井彩加、角田レオナルド仁、
小㞍健太(ゲストメンバー)

バイオリン:渡辺玲子

トップバッターの新国立劇場「アラジン」で、日本人ダンサーの能力の高さ・美しさを過分に堪能できたと思っていたら、Noism 1がまたすごかった。「アラジン」とは打って変わって装置もシンプル。いびつな形の椅子が舞台に点在。華美な衣装もなく、自分の肉体のみで場を支配していく。音に対する身体の反応が極めて俊敏。一瞬のうちに鋭く変化したかと思えば、次には音のあるだけ粘りをみせる。あまりに自然なその動きの連続に魅せられてしまった。色々なものを削ぎ落としていった結果残された、究極の身体が主張するものに惹かれた。

3.谷桃子バレエ団
歌劇『イーゴリ公』から「ダッタン人の踊りと合唱」
振付:望月則彦 音楽:ボロディン

イーゴリ公:赤城圭
隊長:齊藤拓
副隊長(騎馬隊):今井智也
副隊長(弓隊):三木雄馬
ダッタンの美女:永橋あゆみ
奴隷の姫:朝枝めぐみ
コンチャック汗(バス):妻屋秀和
合唱:藤原歌劇団合唱部、二期会合唱団

奴隷の姫、朝枝めぐみさんの悲しげな表情漂う踊りが印象的。
(続く)


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テーマ : バレエ - ジャンル : 学問・文化・芸術

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