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2012.02.27 (Mon)

<アリーナ・コジョカル ドリームプロジェクト> Bプロ 2月23日 18:30 ゆうぽうとホール その3

「ディアナとアクテオン」
振付:アグリッピーナ・ワガノワ 音楽:チェーザレ・プーニ

ローレン・カスバートソン、セルゲイ・ポルーニン

ポルーニンの肌の色によくあった色彩の衣装。空中高くでよくも倒れ込んでしまわないくらいまでぎりぎりに体を傾け回るのは見事なもの。誰もがうらやむ天賦の才を、彼はあっさり捨てるのか、ロイヤルの枠を飛び出した新天地で新たな活躍をいずれはみせるのか。若者の心に吹き荒れる風は、次に彼をどこに運ぶのだろう。今回の公演ではカスバートソンの美しく品よい表現にも目が釘付けに。


「椿姫」より 第3幕のパ・ド・ドゥ
振付:ジョン・ノイマイヤー

アリーナ・コジョカル、アレクサンドル・リアブコ

三原淳子(ピアノ)

バレエという手段を用いながらそれを超越し、魂の触れ合う物語が目の前に展開されるようであった。マルグリッドとアルマンの間に、誰も入ることのできない厳しさを感じる。どの動きにも作為のない感情が込められ、その一つ一つからは、振付の意図するものが忠実以上に伝わってくる。多用されるリフトの動きの激しさと相克し、マルグリッドのアルマンを求める弱々しさ、痛々しさが伝わってくるのには息を呑むばかり。最後に鋭く回りリアブコに抱きつくコジョカル。その形に鋭い心の痛みを感じる。

カーテンコールでは、コジョカルも髪乱れ、リアブコも髪乱れ、その姿にマルグリッドとアルマンの二人の間に一刹那燃えた、激しい炎の揺らぎを感じた。といって、打鍵にまで揺らぎ過ぎられると、別の意味でこちらの心が揺らぐ・・;
(続く)


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テーマ : バレエ - ジャンル : 学問・文化・芸術

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