FC2ブログ
2011.10.10 (Mon)

「ナクソス島のアリアドネ」 バイエルン国立歌劇場 10月10日 15:00 東京文化会館 その1

ロバート・カーセンの演出は、こちら側に音のイメージを膨らませて想像させる余地をあまり許さないものだった。14時50分頃に幕が開いた舞台の上では、バレエ・ミストレスの指示のもと、ダンサーたちのレッスンが続けられる。15時5分に開幕ベル。オーケストラもチューニングを始め、ダンサーたちは、床を転げてみたりして、何かの振付を踊り始める。執事たちが踊りをチェックしにきたところで、バレエミストレスがオーケストラに"Musik,bitte!"と音の入りまで教えてくれる。曲想の次々と変わるあの美しい前奏をものすごく楽しみにしていたのだけれど、舞台からはダンサー達がどたんばたん(文字通りどたんばたんとしか感じようのない動きだったのだ)と散っては転がる音が響くので、オーケストラの音に全く集中できなかったのがものすごく悲しかったよ。

"プロローグ"の幕が閉じられても幕前に残る作曲家は、舞台下に下り、オーケストラピットのケント・ナガノに自作のオペラ譜をあずける。そのまま作曲家は自作の"オペラ"の上演を下手脇で見守る・・・・・

・・・・・美しい最後の音が減衰してゆく「ナクソス島のアリアドネ」の終結・・・でもっ、あれっ???まだ終わりでなかったのね、作曲家が舞台に戻り、人々の賞賛を受ける場面が残っていた。オーケストラの響きが燦然ときらめいた余韻の残るなか、さらに舞台に設えられた演出をまだみなければならないのは少々しち面倒臭い。(続く)


関連記事

テーマ : クラシック - ジャンル : 音楽

EDIT  |  23:46 |  オペラ  | TB(0)  | CM(0) | Top↑

コメントを投稿する

URL
COMMENT
PASS  編集・削除に必要
SECRET  管理者だけにコメントを表示
 

この記事のトラックバックURL

この記事へのトラックバック


 | HOME | 

最近の記事

カテゴリー

カレンダー

FC2カウンター