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2011.04.25 (Mon)

映画「ダンシング・チャップリン」 4月16日 銀座テアトルシネマ


「ダンシング・チャップリン」 ミニミニトゥシューズ キーホルダー
「ダンシング・チャップリン」 ミニミニトゥシューズ キーホルダー 
劇場で初日の予約をした時にもらえた
Chacottのミニミニトゥシューズ キーホルダー


初日の2回目をみにいきました。周防正行監督と草刈民代さんの舞台挨拶つき。初回上映後の舞台挨拶では、観客も帽子とチョビ髭姿で、周防監督と草刈さんと記念撮影したそうなので・・・・・
       ・・・・・2回目にしておいてよかった(^ ^;)

で、映画は・・・素晴らしかったです!!!

バレエという、訓練を重ねた上に得られる、肉体を最も美しく輝かせる動きを通してのチャーリー・チャップリンへの素晴らしいオマージュ。うんとうんと昔初めてチャップリンの「モダン・タイムス」をみた時、こんなに面白くて心の温まる映画があるのか、と衝撃を受けた時の記憶が久々に新鮮に甦ってきました。チャーリーの心を見事に抽出して具現化。ローラン・プティの振付で踊るボニーノさんに、チャーリーの魂がみえたのに泣けた。チュチュを首に、手にはトウシューズで踊ってみせる、おなじみ「小さなトゥ・シューズ」なんてほんと楽しくって・・・で泣ける。

そして、草刈さんの瞳の色は、「キッド」のジャッキー・クーガンであり、「街の灯」のヴァージニア・チェリルであり・・・チャーリーの映画のヒロインの姿を美しく、そしてコミカルにおどけてみせる表現力が豊か。

「モダン・タイムス」の“スマイル”の曲にのり、白の美しいチュチュをふわりと広がらせる「空中のバリエーション」での草刈さんを支えるリエンツ・チャンの姿も温かくて素敵。

チャーリーの映画では、しばしばチャーリーと滑稽な追いかけっこをみせる警官たちが、「ダンシング・チャップリン」では、戸外の緑の公園で駆け回るのも底抜けに愉快。プティの許可を得られていなかったのにもかかわらず、戸外で撮られたこのシーン、そして、完成した作品をみたプティの反応については、映画をみる前から宣伝で知らされていた。文藝春秋2011年5月号に掲載されている周防さんのエッセイでは、周防さん、映画は何の予備知識もなくみられたいのに、それにもかかわらず、宣伝活動をしなければならない、という矛盾した思いを語られている。もし、警官の戸外のシーンについて、予備知識なしに映画をみることができていたら、その時にはまたどんなふうに感じることができたのかな、とも思いました。

フィナーレのボニーノさん、チャーリーから次第に素のボニーノさんに戻っていく。お金持ちそうなママ(草刈さん)に連れられた女の子(ボニーノさんの姪御さん)にもらったばかりのコインを大事そうにポッケにしまい、上着を右肩にかけ、山高帽は左手に、一本道をゆったりと歩いていく。この“一本道”というのにまた「モダンタイムス」のラストシーンが重なり、ぐっときてしまったなぁ。放浪者チャーリーの、あったかくって切なくって愉快な精神をぎゅっと凝縮してみせた、プティと周防さんとボニーノさんと草刈さん、ダンサーたちの、素敵な宝物のような「ダンシング・チャップリン」でした。


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テーマ : バレエ - ジャンル : 学問・文化・芸術

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