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2011.03.24 (Thu)

「音楽の殿堂 東京文化会館ものがたり」




2011年4月に創立50周年を迎える東京文化会館の、これまでの歩みを振り返る記念誌が出版されました。

舞台を彩ったアーティストたちの瞬間をとらえた写真(指揮者、ピアニスト、弦・管楽器奏者、歌手、バレエ、オペラ)、誕生までの経緯、ゆかりの方々の寄稿、インタビュー、舞台裏の紹介(サインで一杯のバックステージの模様なども)などを収録。

東京文化会館と長い時関わってこられた方々の、それぞれの年月分の思いのこもったエピソードの数々に、文化会館への温かく深い愛情が感じられます。50年前、それまで日比谷公会堂の音に慣れていた畑中良輔さんが、落成した文化会館の響きに感じた驚きと歓びが、感動的にも生き生きと伝わってきました。


●寄稿、インタビュー、対談、祝福メッセージで登場するのは次の皆様
吉田秀和 中村紘子 小林道夫 外山雄三 海野義雄 堤剛 宮本文昭 湯浅譲二 小山実稚恵×大野和士 マリエッラ・デヴィーア ウラジミール・アシュケナージ 畑中良輔 伊原直子 妹尾河童 森英恵 武石英夫 牧阿佐美×谷桃子×石井清子 森下洋子 熊川哲也 福田一雄 中藤泰雄 広渡勲 上原正二 藤井修治 ワレリー・ゲルギエフ 東条碩夫 結城亨 高橋昭 富永壮彦 黒澤幸男 平佐素雄 木之下晃 高樹のぶ子 村上陽一郎 大賀典雄 遠山一行 大友直人 (敬称略)


バレエ界からは、森下洋子さんが「舞台芸術は、多くの人に生きるための夢や希望、ロマンや勇気を与え続けるためにある」、石井清子さんが「いい舞台をみると生きるエネルギーをもらえる。落ち込んでいる時ほど。劇場は、そういう体を癒す場所でもある」と語っておられるのが、今の時期、ことさらに重く響きます。

牧阿佐美さん、谷桃子さん、石井清子さんの対談では、大戦をくぐり抜けたお3人の迫力トークに仰天。

熊川哲也さんのインタビューも。

佐々木忠次さんのお名前もこの中にみたかった。


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テーマ : クラシック - ジャンル : 音楽

EDIT  |  08:55 |   | TB(0)  | CM(2) | Top↑

miyaさん、ご無沙汰しております。
素敵な本のご紹介、ありがとうございます。東京文化会館はやっぱり特別、と思っているのでこれは是非読まなくては。

ここに書いてしまいますが、震災と芸術に対する思い、拝読しました。共感しています。公演中止やむなく損害を被りこれからの困難が予想される舞台芸術関連を、ささやかでも支えるひとりとなりたいな、などと思っているところです。
ほみ |  2011年03月24日(木) 23:47 | URL 【コメント編集】

ほみさん、こんばんは。
この「東京文化会館ものがたり」、とにかく、皆さんの文化会館への眼差しがとても温かくて・・・長い間愛し続けられているホールなのだな、と思いが伝わってきました。ジャパンアーツ会長の中藤泰雄さんが、佐々木忠次さんのエピソードにふれられているんですよ。

・・・今日本を襲っているあまりにもの困難に、大きな悲しみを覚えて、でも、自分は自分なりに前へ進まなきゃ、と自らを鼓舞しています。

この世から芸術が失われるということはありえないけれども、今は、停電のために公演を開催できない、などの目の前のどうしようもないことと立ち向かっている団体も多いのでしょうか。ただ、この困難の中から、あらたな精神的基盤を持った芸術が生まれてくるのでは、という予感もします。

与えられた過酷な苦しみを少しでも芸術の力がやわらげることができるように、祈る思いです。
miya |  2011年03月25日(金) 22:08 | URL 【コメント編集】

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