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2011.01.11 (Tue)

「トリスタンとイゾルデ」で


新国立劇場 2011.1.4     


新国立劇場の先日の「トリスタンとイゾルデ」、とにかく長い。元々、第1幕から第3幕まで合わせて正味計4時間ほどあるうえに、45分の休憩が2回。午後2時開演の場合には、終演が夜の8時近くになってしまという(午後5時開演の場合には、日付もそろそろ変わる11時頃終演という恐ろしいことに)、イタリア・オペラでは考えられない長丁場。

休憩の間に小腹を満たそうと考える観客も、いつものオペラ公演の時に比べ多かったのか、ホワイエのテーブル席もあっという間に埋まってしまう。上の写真は、2回目の休憩時に頂いたプレート、炭水化物系だったからか、かなり腹もちがよかった。

この長い長い「トリスタンとイゾルデ」、3年前のベルリン国立歌劇場来日の折のこと、第2幕の始まる前の休憩中に、ふと客席にまだ小学生らしき小さな男の子がいるのに気づいた。えっ?これから繰り広げられるあの第2幕の官能の世界を、小学生が一体どのように理解する??と感じた予感は悪い方に見事に当たる。指揮はバレンボイム、舞台ではワルトラウト・マイヤーとクリスティアン・フランツが歌声を美しく絡ませている、その間中明かりの落ちた客席で、彼は膝の上の煌々と光を発する携帯ゲーム機に夢中になっていたのでありました。

身を乗り出す、おしゃべりしちゃうなど、舞台鑑賞のマナー違反は数々あれど、NHKホールでワーグナーのオペラ公演の最中に客席でゲームする、てのはもうこれ最強極まりない、あれからそれ以上のものにさすがにそうそうは出会えません。出会いたくもないけど。ちなみに彼(ってか彼の保護者)は、第2幕が終わると係員に声を掛けられた模様で、最終幕ではありがたいことに眠りこけてくれたのでした。


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テーマ : クラシック - ジャンル : 音楽

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