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2010.11.05 (Fri)

「奇跡の響演」 メータ指揮 イスラエル・フィル & モーリス・ベジャール・バレエ団 & 東京バレエ団 11月3日 15:00 東京文化会館 その2

「ペトルーシュカ」

青年に、若い娘に、友人。青春を謳歌するような喜びの踊りをみせる3人。若者らしく、屈託のない楽しい踊りを繰り広げていた彼ら。しかし魔術師の登場により、3人のうちの青年の心の中に不穏な思いが沸き起こり、いつしか心の迷宮に捕らわれていってしまう・・・

・・・なんて、結構内容怖いっ。ストラヴィンスキーの音楽も、妙にハイな感じで底抜けに明るかったりもするのに、いつの間にか危うげな影が忍びこんできて、焦燥感にかられたり・・・と思ったら、また唐突に能天気に陽気になったり・・・などと、結構人の心を翻弄するような不安定な響きに満ち満ちたものであったのだなぁ、と今回あらためて思った。

この一種無気味悪いともいえる「ペトルーシュカ」、青年役の後藤晴雄さんは、登場した時から生き生きと踊っていて、とにかくず~っと動きっぱなし。若さの中に魔に魅入られてしまう危うさを潜ませた“青年”。

若い娘の吉岡美佳さんに、友人の木村和夫さん。陽の当たる道を、疑うことを知らずに真っ直ぐ進んでゆく明るい若さが伝わってくる。

そして、東京バレエ団の集団から生まれ出てくる溌剌としたエネルギーを感じた「ペトルーシュカ」だった。(続く)


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テーマ : クラシック - ジャンル : 音楽

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