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2010.11.04 (Thu)

「奇跡の響演」 メータ指揮 イスラエル・フィル & モーリス・ベジャール・バレエ団 & 東京バレエ団 11月3日 15:00 東京文化会館 その1

公演前日のNBSブログでに記された、「まさに"奇跡"と呼ぶのに相応しい舞台を皆さまにお届けできる」 との一言に、おぉっ、思いっ切り豪語しとるぞっ、と反射的に感じた自分。なにせ、先日のロイヤル・ショックからようやく立ち直りつつあるところ、その言葉を半分信じても、半分ほんとかいっ、て気持ちで臨んでおいたほうが、ひょっとして精神衛生上よさげ???な気分で乗り込んだ東京文化会館・・・・・・で、よ、よかったです、やっぱり、あの一文はほんとだったのだなぁ、しみじみ・・・

今回上演されたのは、ストラヴィンスキーの「ペトルーシュカ」「春の祭典」に、マーラー交響曲第3番の4~6楽章「愛が私に語りかけるもの」。

元々はバレエのために作曲されたストラヴィンスキーの「ペトルーシュカ」に「春の祭典」。二作品とも、コンサートでオーケストラでのみ演奏されることはよくあることだけれども、今回よぉくわかった。どちらの作品とも、バレエがあってこそ初めて完結するのだなって。

・・・そりゃぁ、当たり前か・・・この日はベジャールの振付であるので、バレエ・リュスでの初演時とはもちろん違う形での上演。それでも、「ペトルーシュカ」の世界観、そして「春の祭典」の原始のエネルギーを感じさせる音の雑多な響きと、人間が肉体の内側から発するエネルギーが結び付いてこそ、より高みに上がった一つの作品として完成されるのだな、と強く感じた。

メータ指揮のイスラエル・フィルの演奏が東京文化会館の中の空気を振動させ、その波動の中、モーリス・ベジャール・バレエ団、そして、東京バレエ団の面々が、肉体を心で震わせる。録音の音源での上演では得ることのできない、大切な瞬間!

BBLに東京バレエ団の団員たちが入り乱れる様も、2つのバレエ団のこれまでの関係性を密に表しているようで、自分でも意外にすんなりと受け入れることができ・・・というより、それがごく自然な形と目に映る。
(続く)


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テーマ : クラシック - ジャンル : 音楽

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