北京オリンピック 閉会式にロイヤル・バレエ団登場
8月24日の北京オリンピックの閉会式に、サッカーのデヴィッド・ベッカムや伝説のロックバンド、レッド・ツェッペリンのギタリスト、ジミー・ペイジらに加え、ロイヤル・バレエ団の数百人(それって九百九十九人くらい (゜Д゜lll) ???) が参加して、2012年に夏季オリンピックが行われるロンドンをアピールし、五輪旗を北京側から受け取るジョンソン・ロンドン市長をもり立てる予定だそうです。
ダンサーの出演といえば、2006年のトリノ・オリンピックの時のボッレを思い出します。が、今度は数百人。カメラワークがよいといいですね。
マニュエル・ルグリ in 読売新聞
YOMIURI ONLINE でも読めるようになりました。
パリ・オペラ座との関係が、1年延長されたルグリ。
「ボーナスをもらった気分です。ただ、今より劣った姿を絶対に見せたくない。そのために人一倍けいこをし、昔より体の声に耳を傾けるようになった。」
そして、「『オネーギン』が団の引退公演になると思うが、形だけのこと。来季以降も『居続けてもいい』と言われてます。ただ先のことは考えていません。最後まで精いっぱい踊りたい。」 と語っています。
9月の東京バレエ団公演「ジゼル」のアルブレヒトについては、
「成熟を要する作品。年を重ねるごとに好きになる。魂を込めて踊れば、まだ新たに伝えられるものがあると思います。」
楽しみに待たれるところです。
バレエの祭典会員向け ハンブルク・バレエ団優先受付
2009年2月に来日するハンブルク・バレエ団の「人魚姫」「椿姫」の公演のチケットを、主催のMIN-ONの協力で9月20日の一般前売に先駆けて、1000円割引で予約を受け付けてくれるというのは嬉しい。
NBSの佐々木忠次さんと、MIN-ONとの関係について知りたくて、「バレエと積読と漫画の日々」 のshushuさんに薦められて読んだのがこの本。
![]() | 闘うバレエ 素顔のスターとカンパニーの物語 (2001/06) 佐々木 忠次 商品詳細を見る |
1960年代の東京バレエ団を語るには、民音のことが抜かせない、と語る佐々木さん。1964年東京バレエ団の設立後まもなく、民音のプロデュースで、全国公演を行っています。その後、始まったのが、民音世界バレエシリーズ。
第1回が1966年のノヴォシビルスク・バレエ、第2回が1967年の20世紀バレエ団、第3回が1968年のアメリカン・バレエ・シアター、第4回が1971年のギニア国立アフリカ・バレエ、第5回が1972年のパリ・オペラ座バレエ。
そして、1976年に第1回世界バレエフェスティバルが開催されました。バレエフェスについては、まず、東京バレエ団の公演回数を増やしたい、それには、世界中の色々なダンサーをゲストに呼んで、「眠れる森の美女」や「白鳥の湖」を全国で公演してみてはどうか、そして、もう少し長く滞在できるスター達がいたら、彼らでガラコンサートをやろう、という発想が最初にあったそうです。
そして、諸般の事情で、様々に協力し合った民音から離れることになり、日本舞台芸術振興会NBSを設立したのが1981年。これ以降、バレエに関しても、オペラに関しても、すべて自前でやることが基本となったそうです。
この本は、その他、東京バレエ団の1966年に始まった海外公演の模様 (高級ホテルに泊まったとき、団員が、部屋でインスタントのカレ−〜ひょっとして、ボンカレー???〜を食べ、全館にカレーの匂いが漂い、ホテルからクレームがついたなんて余談もあります) や、新作を委嘱したベジャールや、ノイマイヤー、キリアンたちといった振付家について語ったりと、なかなか読み応えのある1冊でした。
何年か後には、ハンブルク・バレエの招聘元がMIN-ONからNBSに移る、てのもありかしらん???
芳賀さんのランケデム
ランケデムを踊った芳賀さん、あのワイルドなお髭面に、みに来ていたお友達から、いつもと雰囲気が違うのでわからなかった、と言われたそうです。私はロートバルトで予習してたから、わかったな〜(あの時も相当驚いたけれど・・・。)
終演後に撮ったという、ランケデムの扮装のままのお写真も嬉しい。もちろん、グルナーラの寺島まゆみさんと、それから、私服のひろみさん(おっしゃれ〜)も。
ポリーナ・セミオノワ
草刈民代プロデュース 「エスプリ・ローラン・プティの世界」
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私は、ムッルを初めてみたのは、2005年にギエムとキリアンの「小さな死」を踊ったとき。この時は、ムッルのこと、かっこいいダンサーだな〜、と思いながらも、ギエムのほうを注視してしまい、あとからプログラムでムッルのかっこよさを再確認して、ありゃしまった、もっとムッルのほうをみていればよかった〜、と思いつつ今日に至っているので、この公演はとても嬉しいです。
おまけに、コールプもだなんて *:.。☆..。.(´∀`人)
吉田都さん 明日20日 「徹子の部屋」 出演
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という内容だそうです。(番組HPより)
どんなVTRが紹介されるかも楽しみです。
そういえば、この収録はいつのことだったのでしょうか。熊川さんの怪我についても触れられるでしょうか。
ガーシュインとブレル
この公演では、お気に入りの曲が、いくつか出てきたのも嬉しかった。
まず、1つ目の「オクテット」でつかわれた、ガーシュインのピアノ協奏曲ヘ長調。出だしのティンパニーの音が鳴り響くと、うひゃひゃ〜、と嬉しくなりました。
![]() | ヴァルトビューネ2003 ガーシュイン・ナイト 小澤征爾&ベルリン・フィル (2004/07/07) ガーシュイン:ピアノ協奏曲他 商品詳細を見る |
このDVDは、小澤征爾さん指揮で、ピアノは、盲目のジャズピアニスト、マーカス・ロバーツ。スイングスイングで、ちょ〜いけてる1枚です。2005年のNHK音楽祭でも、この組み合わせでガーシュインを披露してくれました。
そして、ダニール・シムキンが素晴らしい踊りをみせてくれた 「レ・ブルジョワ」では、シャンソン歌手ジャック・ブレルの“Les Bourgeois”。 数十年前に (ってあんたいくつなの???)、たまたまラジオから流れてきた彼の 「行かないで Ne me quitte pas」 にわたしゃ、参ってしまいました。その後、パリに行く機会があった時に求めたのが、写真のCD。もちろん、“Les Bourgeois”も収録されています。
いつかバレエの公演会場で、ベジャールの「ブレルとバルバラ」のDVDみつけたときは、即買いでした。
![]() | Une Choregraphie de Maurice Bejart (2007/01/31) Maurice Bejart 商品詳細を見る |
ちなみに、あたしゃ残念ながら、フランス語は、ボンジュール、しかわかりません。あっ、ジュテームもわかるっ。いつか言われるときのためにね。(おバカ)
The 1st Proud & Hopes of JapanDance Gala 2008 続き
この1週間ほど、たまたま、立て続けにバレエが2つ、芝居が3つと重なってしまった。なんにもないときは、ほんとになんにもないのに。今日はお日様が照らないので少し生き返りましたが、昨日までは一歩外に出ると、とにかくサウナじゃないの???という暑さで、ばててました。
劇場が、駅から離れていると辛いです。Bunkamuraなんて、坂道上がらなきゃいけないから余計に辛い!目指せBunkamuraというより、目指せ東急本店の冷房。
そう、Bunkamura正面エントランスになんて回りません。当然、東急本店1階のクーラーのきいている中を通り抜けていきます。ここはブランド・ショップがずらりと立ち並ぶフロア。たいがい開演時間ぎりぎりになってしまう私はその中を髪振り乱し、駆け抜けたいところですが、さすがに足音高く駆けるのは、はばかられるので、それなりに高級ブランドに見合うようなお上品な小走り(ってどんなだよ。)ちなみにGUCCI は9月初めまで改装中。仮設店で営業。縁はないけど・・・・・縁くれ。
で、The 1st Proud & Hopes of Japan Dance Gala 2008
(目黒パーシモンホールも、上り坂・・・)
な、長い。いつまでたっても覚えられない、このタイトル。芸術監督のレイモンド・レベック氏は、このガラを、これからも定期的に開催したいと語っておられます。 次回までには、覚えておきます。
中村恩恵さんのイリ・キリアンの「Black Bird」。これは、とても心に残りました。グルジア民謡の静謐な印象を与える響きの中、どこか違う流れの時間の中に生息するような、崇高な感じさえする存在感のある力強いものでした。
ミシェル山本・デニス・ウンティラ振付・踊りの「Over the Rainbow」は、衣装もカラフルだけれども、踊りもまるで様々なヴィタミン・カラーに彩られたような楽しさに溢れ、こちらも元気がもらえる、楽しい明るいもの。
秋山珠子さん、ディモ・キリロフ・ミレフの、ナチョ・ドゥアト振付「Arcangelo」も、小池ミモザさん振付・踊りの「Amenimo」も、なんだかわけはわからないけれど、それぞれのエネルギーが伝わってくる、ダンサーの動きがとても印象深いものでした。
クラシックのほうは、「白鳥の湖 第2幕アダージオ」の加治屋百合子さんとジャレッド・マシューズ。ジャレッドのオデットを切なく見つめ続ける瞳があまりに素敵で、加治屋さんをサポートし続ける彼ばかりをみつめてしまった・・・
「眠れる森の美女」 これは、門さんの笑顔がとてもかわいらしいオーロラでした。
そして、「海賊」。あら〜、芳賀さんは、ランケデムなのね。この間は、新国立劇場で、芳賀さんのお髭面のロートバルトを拝んだばかりですが、ランケデム仕様のお髭も、なかなか堂に入ってらっしゃる。深く沈みこんでからの跳躍も柔軟で、とても素敵でした。寺島まゆみさんのベールをくるくるとるのは、ど〜しても、腰元ごっこを連想してしまう。不純ですね。だって、まゆみさんがあまりにもかわいらしくって。
「Farandole」(振付:金田和洋 金田あゆ子 金田こうのバレエアカデミー)に、「Moldavian Dance」 (木村公香アトリエ ドゥ バレエ)。「Farandole」は、都会的に、「Moldavian Dance」は、民族舞踊。妙齢のお嬢さん達の踊り(ボーイズも)には、華があり、これだけ大勢集まると、迫力もあって、とても楽しめました。フィナーレの「Defile」 (振付は、「ザ・グラン・パ・ド・ドゥ」のクリスチャン・シュプック) では、河野 舞衣さんをみることができたのが嬉しい。あっという間の出番だったので、もう少しみていたかった。
とても楽しい公演で、第1部の終わりには、芸術監督のレイモンド・レベック自身がマスターを勤める酒場を舞台に、ヒップホップや、ボールルームダンスなどが、繰り広げられるのも楽しめました。昔、テレビ東京で放映していた“Rave 2001”に夢中になっていたこともあったので、Studio HANAのダンスは、のりのりで楽しかった。まだ10代の少女達の勢いときれはすごい!!!
と、とても楽しめた公演でした。キャスト・演目は、【Read More・・・で】
ポリーナ・セミオノワ サイン会&トークイベント
私は初めての松尾さんのお芝居だったのですが、笑えて、泣かされまでして、チケット完売なのにも大納得。染五郎目当てで行ったのだけれど、大竹しのぶさんは変幻自在のすごさがあるし、舞台で初めてみた阿部サダヲさんのテンションは見事だったし、ほんとおもしろかったな〜。
で、カーテンコールが終わったのは17時半近く。あ〜遅刻だ、入れるかな、と急ぐと、サイン会の整理券はもうないけれども、トークイベントには参加できるとのことで、階段おりて、地下1階のオーディオ・ビジュアルギャラリーへ。
サインを待つ人だかりの向こうに、見えました。ポリーナが。笑顔一杯で、一人ひとりの目をしっかり見つめながら、ペンを走らせるポリーナ。整理券は、60余枚だったみたい。母親に連れられた、ダンサーの卵である少女達の姿も多かった。
サイン会に引き続き、トークショー。といっても、あの地下の狭いところ(大きな画面の前のスペースで)に、相当な人数の観客がいるわけだから、当然立ち見だし、まぁ気の毒に、ポリーナまで、立ち上がってくれました。(でも、おかげで顔も小さく、スタイル抜群のポリーナがよく見えました。) 司会の方のインタビュー、そして観客の質問に答えてくれます。
以下、私のおぼろげな記憶をもとに、少しその内容をご紹介。あぁもう聞いてから5時間近くもたってる、さぁ記憶の限界に挑戦 だ・・・ (^〜^;)
来週の20日からの東京バレエ団公演「ドン・キホーテ」で、全幕初主演するポリーナ、どんなキトリに?
炎のように情熱的に、そして、少し不良っぽく。
マラーホフからのアドヴァイスは?
休暇中に準備したので、残念ながらそれはなかったけれども、彼の心はいつも私とあります。
共演するアンドレイ・ウヴァーロフからは?
ドン・キの経験の多い彼からは、色々教えてもらう。彼は、人間的にも素敵な人。
これからどんな役を踊りたいですか?
私は役の一部分に自分を残します。今、特にやりたいものは、「オネーギン」のタチヤナ。
本番前に緊張しますか?
緊張しないことはありません。緊張はダンサーが乗り越えなければならない命題。その日の難しいテクニックのことなどは、考えないようにしています。観客に幸せになってほしいと考えます。
日本で好きな食べ物は?
お魚。特に銀ダラ。食事制限は特にしていません。 踊っているのが一番よいダイエット。
よく焼けているけれども、休暇でどこに行きましたか。
ギリシャに10日間。海で泳いだり、観光したり。ギリシャの食事はおいしかった。特にお魚。
前回のインタビューで、意外に短気だと聞いたが、そうですか?
普段はそんなことはありません。ただ仕事(踊ること)に関しては・・・
ポワントをはくのにどんなことをすればよいですか?
引き上げについてはよく言われますが、自分は、床に触れている感覚を大切にします。そして、一歩一歩大事に出します。
一日のレッスン時間は?
午前10時に入り、終わるのは、午後の7時から8時。その間に30分程の食事とマッサージのための時間があります。
オフの日はどうしていますか?
よく寝て散歩。バレエのことはあまり考えないようにしています。
日本で、タチヤナを踊る計画はありますか?
そうなることを強く望んでいます。
最後に、観客へのメッセージを。
公演では観客に幸せな気持ちになって帰ってほしい。愛と希望を与えるのが私の使命。
黒のノースリーブに、ストールを巻き、ストライプのスカート、黒のフラットシューズに三つ編みお下げ姿のポリーナ。一陣の爽やかな風と共に、拍手の中、会場を後にしたのでした。
The 1st Proud & Hopes of Japan 8月15日 18:00
目黒パーシモンホール。緑の中のきれいなホールでした。
酒井はなさんと、ジェイソン・レイリーの「ザ・グラン・パ・ド・ドゥ」が大うけ。
ジェイソンは、「21世紀に輝くエトワールたち」で、アリシア・アマトリアンと同じくこの「ザ・グラン・パ・ド・ドゥ」を踊っている、シュツットガルトバレエのプリンシパル。
客席から現れた、ピンクのバックを抱えて、そして、眼鏡姿もおかしいはなさん。クラシック・チュチュで、はじけておどけてみせるものだから、キュートでかわいい魅力がいっぱい。
ジェイソンに手をつかまれて、思いっきり振り回された時の蛙を踏み潰したような叫び声ったら!!!その勢いで、床の上をお腹でくるくるまわってみせるのだからもう愉快。こんなはなさん、初めて、で、会場の拍手も、一番大きなものだったのでした。
2008 International Gala Hikasa Ballet 国際交流公演 その3
ベルリンバレエ第1ソリストのコリーヌ・ヴェルデイユと、ミュンヘンバレエプリンシパルのティグラン・ミカイェリャン。この二人もなかなかおもしろかったです。
1つ目の“Humann Within”。暗い舞台を、不思議な影が大きくよぎると思ったら、男が手にした蛍光灯で自分を照らしているのです。そして最後には、中盤、絡み合い愛し合っているようにみえた男女がキスを交わしたかと思うと、女の方が、突然男を拒絶するように身を離し、今度は彼女がそのライトを手にして、再び不思議な影のゆらめきを生み出すのです。効果的な照明で、不安定な男女の関係をあらわしたような作品でした。
2つ目「白鳥の湖」第3幕グラン・パ・ド・ドゥ。当然、背景も何も無い中での踊りですが、この二人からは、物語がよく伝わってきました。黒鳥オディールが、王子をだんだん魅了してゆく過程がじわじわとみえ、あ〜王子、その策略にはまっちゃってるよ〜、ちょっと、ジークフリードさん、オディールの色香にまどわされちゃってるね、と、泥沼に片足ずつはまりこんでゆく王子の、情けないといえば情けない様子を目の当たりにできたよう。
下村由理恵さんと山本隆之さんの「ロミオとジュリエット」のバルコニー・シーン。これは、一昨年にもみたことのある、篠原聖一さんの振付。異性を愛することを知ったまだ若いジュリエットを下村さんは、恥じらいをみせながら、目の表情も初々しく演じていたのが、心に残りました。また、山本さん、シェネなどの回転技の切れ味に、ロミオの若さが溢れ、今まで何度かみたことのある隆之さんをこんなによいと思ったのは、初めてなくらい。キスを交わした後のユニゾンが素晴らしかった。
「海賊」グラン・パ・ド・ドゥの金田洋子さん、細くて手足の長いこと。イスタンブール国立バレエプリンシパルのメリッヒ・メルテルも、リフトは軽々という感じでした。このメルテル、プログラムの写真がまたいい男。実物も、回転技は得意というわけではなさそうでしたが、妙な魅力があり、音と音の間もしっかりとらえ見せてくれるものだから、目が離せません。腕の伸ばし方が美しく、見惚れてしまいました。
レオ・ドリーブ音楽の「ハレキナーデ」。初めてみましたが、大好き好き好きチュッチュッチュッ、というかわいらしい作品。白のチュチュに縫い付けた、黒い菱形のレースの衣装に、髪の羽飾りも愛らしい。
で、幕開きの「オクテット」。曲はガーシュインのピアノ協奏曲。ジャズの要素がふんだんに取り入れられた曲で、音楽の緩急にあわせられた振付はとてもおもしろかった。ただ、その振付を生かすのには、身体のなかに音楽のリズムを取り入れて、身軽に、そして、センスよくどんどん動いていくことが必要不可欠であろうから、みせる踊リを作り出すのはなかなかむずかしいだろうな、と思いました。黒の衣装が素敵。
最後に、キューバ二人組の ヴィエングセイ・バルデスにロメル・フロメタ。
「ディアナとアクティオン」と「ドン・キホーテ」 グラン・パ・ド・ドゥ。
もうすご過ぎ。ヴィエングセイ。ドン・キではバランスのオンパレード。それでいて、けっして、ただ軽業をみせているのではありません。バレエの作品として、キトリを、おきゃんに、時には品を作り、美しくみせてくれるのは見事。
そのバランスはもう超人的。サポートもなしに、アティチュードでバランスをとり、その脚をルティレに入れる、これだけでもすごいのに、まだ続きがある。さらに、その曲げた足を、横に高く伸ばし上げてゆくのです。こんなバランスの連続!!!フロメタにサポートされたピルエットでは、どんどんスピードを上げて回り、しまいには、フロメタも支える片手をはずしちゃうくらい。そのフロメタに高くほうり上げられたリフトには、会場大喝采。前半はすべてダブルのグラン・フェッテなど、次から次に繰り出す技、それを、愛らしくキュートにみせるバルデスに、大盛り上がりの締めくくりにふさわしい、明るく華やかな「ドン・キ」のグラン・パ・ド・ドゥでした。







